大手出版社の記者・編集者 松岡さん(27)の場合

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<プロフィール>
●名前:松岡龍太郎さん(仮名)
●職業:大手出版社の正社員
●年齢:27歳
●最終学歴:国立大学(旧帝大)
●推定年収:750万円
●生息域:池袋、神楽坂
●行動特性:観劇など文化系活動に限って精力的に行動する
●好物:演劇、映画、コンサート
●好異性:自意識が強くなくて、本能的に「自分が好きなもの」がわかっている女性

彼女との出会いは「出版同期の会」でした

東京の繁華街にある大きめの喫茶店で松岡龍太郎さん(仮名、27歳)と待ち合わせました。細身で女性的な雰囲気すら漂う松岡さんは大手出版社に勤めており、現在は雑誌の記者兼編集者として多忙な日々を送っています。会社で徹夜することも珍しくないそうです。ケーキセットを注文して話を聞くことにしました。

「まだまだ駆け出しです……」

本当は書籍の編集者になりたいという松岡さん。ちょっとモジモジしています。普段はインタビューをする側なので自分のことを語るのは気恥ずかしいのでしょう。あえてストレートに聞いてみました。いま、彼女はいるんですか?

「はい。同い年の彼女がいます。多分、今年中に結婚すると思います」

彼女との出会いは、「出版同期の会」でした。出版社は東京に集中しており採用人数も少ないため、同じ年に就職活動をして内定を勝ち取った人たちは顔見知りになることが多いようです。会社の枠を超えて同世代が飲み会をする話はよく聞きます。様々な情報を扱う仕事なのでお互いに助け合うこともできるのでしょう。

松岡さんが恋人の加奈子さん(仮名)を最初に知ったのも100人規模の内定者飲み会でした。フェイスブックでつながり、お互いの状況を「薄く認知」していたそうです

しっかり働いて稼いでいる独身男性の生態調査をして、婚活中の女性に役立ててもらうことが本連載の趣旨です。松岡さんで15人目に達し、ちょっとした傾向が見えてくるようになりました。「どのコミュニティに所属しているのか」が重要だということです。

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大宮 冬洋(おおみや とうよう)フリーライター

1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
「お見合いおじさん」としての悪戦苦闘の日々は、ヤフーニュース個人の連載「中年の星屑たち」で公開中。
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