結婚できる人、できない人

vol.18 読書にオススメ! 結婚できる本はコレ!

ちょっと早いけど、これからくる読書の季節にオススメな本をご紹介。
今回は、読むだけで元気に婚活できる本、結婚について考えさせられる本、結婚できなくても大丈夫と思える本をご紹介します。

結婚できる人

読書には結婚傾向が表れる?

偶然かもしれませんが、私の周りでは、石田衣良が好き、と素直に言える人はわりと婚期が早いような気がします。そして、離婚しても再婚が早いです。また、宮部みゆきより断然、桐野夏生が好き、宮部みゆきは面白いんだけど、なんだか私には甘ったるくて...という辛口好みの人は、比較的結婚が遅いような気がします。読書はかなり個人的な営みなので、どんな本を好んで読むかにその人のメンタリティが反映されるもの。結婚しやすい人と結婚しにくい人、それぞれの読書傾向には、自然と差が表れるのかもしれません。

結婚したくなるのはこんな本!

結婚できる人

ならば、結婚したければ、結婚したくなる本を読むといいと思いませんか? 今回は、結婚に対してモチベーションが上がりそうな書籍をラインナップ。お手軽な恋愛小説は苦手、甘ければ甘いほどしらけちゃうという大人の女性でも、抵抗なく読める本を選びました。本気で結婚を目指すなら、こんなところからやる気を高めてはいかがでしょう?

愛って、結婚ってなんだろう?とむなしく感じたら......

最新刊『1Q84』で話題の村上春樹。『ノルウェイの森』などで知られ、未読の人を探すほうが難しそうな人気作家ですが、結婚についてなら『ねじまき鳥クロニクル』がいちおし! ほとんどの恋愛小説をふんと鼻で笑うような人でも、どこまでもクールな描写にぐいぐいと引き込まれそう。最終的には、主人公が一貫して抱き続ける、奥さんへの迷いのない愛に、私もこんなふうに想われたいと身もだえしてしまうのではないでしょうか。ちなみに『1Q84』は、主人公・青豆のストイックな生活態度に注目して読むのも◎。友人はダイエットの友にしているそうです。

つい相手に高望みしたくなるアナタは......

年々周りにファンが増える西原理恵子。『毎日かあさん』シリーズ1~5巻には、作者とアルコール依存症を患う夫、2人の子どもたちの生活が面白おかしく描かれています。この本を読めば、例え男がどんなふうでも、家族のきずなが強ければ、何とかやっていける、何とかやっていこう!と思えるはず。

人を愛するパワーが湧かないアナタは......

恋愛モノに拒否反応を示す男友達にも、かなり好評なのが、舞城王太郎の『好き好き大好き 超愛してる』。主人公が、死に別れた恋人に捧げる愛が熱い! 『阿修羅ガール』や『ピコーン!』(『熊の場所』収録)など他の作品に登場する、パワフルな女の子たちも読み応えあり。読むだけでパワーが出ます。

本をまったく読まない人は結婚向き!

最後に、本なんて読まないという人のメンタリティについて、ひと言。この人たちはかなり結婚向きです。実際的なことを好み、出口のないことをくよくよと考えず、よって本に頼らなくても生活できるタフさが実生活向きだからでしょうか。結婚生活や子育てにおいても、臆することなく堂々と切り抜けていける気がします♪


結婚できないタイプの人はこんな行動をしがちです。身に覚えはありませんか?

結婚できない人

こちらでは、結婚について焦り、怒り、空回りしている人にぜひ読んでほしい本を紹介。誰しも疲れたら息抜き、毒抜きが必要ですよね。これを読むと、肩からふっと力が抜け、結婚についての凝り固まった考えがほぐされ、そしてあらためて元気になれる......といったラインナップを紹介します。

婚活に疲れきったら......

結婚って、婚活って何?という悩みが高じて、生きることの迷いにまでつながりそうな時に読みたいのが、姫野カオルコの『みんな、どうして結婚してゆくのだろう』。結婚できない人なら誰しも思う、ごく普通の結婚ってどうやってするんだろう?という永遠の疑問に対する答え、結婚にまつわる定理について、著者が本気で書いています。『負け犬の遠吠え』に負けない名著です。

自分に自信がなくなってしまったら......

結婚できる人

『小悪魔な女になる方法』『女子アゲ↑』などなど蝶々の著作は、読んでいるだけでなんだか元気に! 著者のあまりのモテぶり、振り回しぶり、いきいきとした人生観に触れると、まるで自分まで何でもできるような気がしちゃいます。テンションを上げたい時におすすめ♪

結婚できなかったらどうしようと思ったら......

結婚できなかった場合を考えると、これからの人生に不安が生じてしょうがない...という人におすすめなのは、田辺聖子。『ジョゼと虎と魚たち』『薄荷草の恋(ペパーミント・ラヴ)』には、結婚してもしなくても、男性と関わっていくのって、そして自分で自分の人生を楽しむのって面白いことなんだ、と教えられます。結婚なんかにしがみついている私ってちっちゃいかも...という気持ちになれそう! 主人公の恋と結婚&離婚、その後の姿を描いた『言い寄る』『私的生活』『苺をつぶしながら』の三部作もおすすめです。読み終えた後、ちょっと強くなれそうなところが◎。

自分の年齢に焦ったら......

角田光代の『太陽と毒ぐも』。付き合っている男女を描いた短編集ですが、出てくるカップルはわりと30オーバー。それでも、20代のカップルと変わらずに喧嘩したり悩んだりの日常を繰り返しているのを見ると、まだまだ30(もしくはまだまだ35)かと拍子抜けする気分に。勝手に焦っていた気持ちが癒されそうです。

本は、時に誰にもうまく伝えられない心のしこりを溶かしてくれたり、自分のとるべきスタンスを教えてくれたり、はっと気づきを促してくれたりするもの。何より楽しくて気分転換になりますよね。それは婚活においても活用すべき読書の効能です。たまには引きこもって、思いっきり本を読みまくることで、次の日から思わぬ一歩が歩めるかもしれませんよ。


辛酸なめ子の恋の金言教室

人気コラムニスト辛酸なめ子さんが、恋愛に悩める全ての人に送るコラム。
恋の偉人達の金言を、独特の切り口でユーモアたっぷりにご紹介します。

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