ニュースリリース

News Release

2016年1月5日
株式会社オーネット

第21回 新成人意識調査 2016年新成人(全国600人)の恋愛・結婚意識
草食化と言われる若者たちも、ホンネは恋愛も結婚もしたい!?
「結婚したい」は4人に3人の74.3%!
「交際相手がいない」若者も実は下げ止まり!?

結婚するにあたっては、「収入」というハードルを冷静に見つめつつも、結婚したい女性の4割が、「25歳までに結婚したい」と早婚希望!しかも子供は「2人ほしい」(47.3%)、「3人以上ほしい」(15.3%)と、少子化とは逆の傾向!
■恋愛・結婚へのコスト感覚に男女でギャップ!■
「デートの費用は男性がすべて払うべきだと思う」男性20.7%、女性7.7%
「結婚するには女性の収入も重要な条件である」男性31.3%、女性61.3%
恋愛や結婚はコスパが悪い!は、男性の思いこみ!?

楽天グループの結婚相手紹介サービス会社、株式会社オーネット(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:森谷 学)は、2016年1月に成人式を迎える全国の独身男女計600名を対象に、恋愛・結婚意識について調査を実施しました。本調査は、今回で21回目になります。

2016年1月に成人式を迎える若者たちは、1995年4月2日から1996年4月1日に生まれた若者たちになります。いわゆる「失われた20年」の中で思春期を送っており、彼らが高校生となった2011年、東日本大震災が起こりました。一方でその後、2012年からの第2次安倍内閣によってアベノミクスが始まり、株価が上昇し、徐々に景気が良くなっていく中で高校卒業や進学を迎えている世代でもあります。いまではすっかりコミュニケーションツールとして普及したLINEがはじまったのが2011年ですから、新成人の青春はLINEやSNSと共にあったと言えるかもしれません。

そんな新成人は、恋愛や結婚についてどのように考えているのでしょうか。今回の調査ではテーマを恋愛や結婚に絞り、また、SNSやアプリに関しても聞いてみました。

オーネットでは今後も、日本の恋愛や結婚に関する様々な意識調査の実施を予定しています。

~ 主なトピックス ~

■恋愛への草食化は若者世代に定着。実際に「交際相手がいる」は4人に1人となるも、実は64.0%が「恋人がほしい」と本音。

■「交際相手がいない」若者の割合は2009年以降は大きな変化がなく、若者の草食化は実は下げ止まっている!?

■「結婚したくない」新成人の割合が過去最高を更新しつつも、一方で「結婚したい」女性は早婚希望も多数! 子供も「2人以上」が62.6%!

【新成人の有名人】

2016年に新成人となる、1995年(平成7年)4月2日から1996年(平成8年)4月1日生まれの主な有名人は、以下の通り。(生年月日順)
玉井詩織       (アイドル:1995年6月4日)
小関裕太       (俳優:1995年6月8日)
森友哉        (野球選手:1995年8月8日)
土井杏南       (陸上選手:1995年8月24日)
平岡卓        (スノーボード選手:1995年10月29日)
松井裕樹       (野球選手:1995年10月30日)
桐生祥秀       (陸上選手:1995年12月15日)
生駒里奈       (アイドル:1995年12月29日)
楓           (モデル:1996年1月11日)
橋本愛         (女優:1996年1月12日)        など

【1995年4月2日~1996年4月1日の主なできごと】

4月15日:   人気バラエティ番組『出没!アド街ック天国』放送開始。
6月8日:     全仏オープンテニスで伊達公子が日本人選手初のベスト4進出。
7月2日:     野茂英雄選手が、日本人で初めて、メジャーリーグ・オールスターゲームに選出。
11月1日:   「ゆりかもめ」一部開業。
11月23日: 「Windows95」日本語版発売。
2月28日:   イギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃夫婦、離婚。

【調査回答者のプロフィール】

調査対象者である、2016年新成人600人(男性300人 女性300人)のプロフィールは次のとおり。
含まれるのは1995年(平成7年)4月2日から1996年(平成8年)4月1日生まれまで。

【調査概要】

この資料は、楽天グループの結婚相手紹介サービス会社、株式会社オーネット(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:森谷学)が、2016年1月に成人式をむかえる日本全国の独身男女600名(1995年4月2日から1996年4月1日生まれ)を対象として、恋愛や結婚に関する意識について、2015年12月に実施した調査結果をまとめたもので、今回で21回目となります。

※出版物・印刷物等、本資料をご使用になる場合には、楽天オーネット 広報グループ宛連絡のうえ、 “結婚相手紹介サービス「楽天オーネット」調査” と明記ください。

【目次】

2016年新成人:結婚をどう考えている?

■「結婚したい」新成人は、74.3%。近年は下降傾向となるも、依然として4人に3人が結婚意向あり。
■結婚するなら、女性の96.7%が「30歳までに結婚したい」!さらに結婚意向アリの女性の4割が、「25歳までに結婚したい」と早婚希望!
■新成人の約7割は、結婚したら「子供がほしい」(69.0%)。
人数については「2人」(47.3%)、「3人以上」(15.3%)と、少子化とは逆の傾向!?
■男性が結婚したい理由は「好きな人と一緒にいたい」55.9%!女性は「好きな人」よりも、「子供がほしい」が上回り、57.0%!
■3位と4位は男女で同じ結果に。「家族がいると幸せだと思う」と、「親を安心させたい」が続く。
■5位に男女差。男性は結婚によって一人前として自立。女性は、育児・出産を考えてか、「経済的・精神的に安定したい」21.5%。
■「結婚したくない」派は、増加傾向ではあるが、まだまだ少数派で新成人の4人に1人。
結婚したくない一番の理由は、「自分の時間がなくなりそう」と男女共通!
■「結婚したくない」理由の第2位は、男女ともに「結婚のメリットがわからない」。
今の新成人が結婚するには、具体的な理由やメリットが重要?
■「自分は結婚できないのではないかと思うことがある」男性60.3%、女性69.0%、
「将来結婚しなくても暮らしてはいける」男性58.7%、女性56.3%。「結婚したい」が多数派にも関わらず、不安を抱えている。
■男女どちらも、「結婚にはお金が必要だ」と冷静な見方。
その収入はどうするの?という点において、女性は夫婦で支えていこうと考えている一方、男性は「経済基盤の責任は夫」と責任感が強い。

2016年新成人:恋愛の現状

■新成人全体では、交際相手がいるのは4人に1人の26.2%!
草食化や恋愛離れが進んでいると言われているが、実は2011年を底に全体は下げ止まり傾向!?
■交際経験ゼロの新成人は、昨年から5ポイント減少の42.8%。片思いの経験もない若者は、昨年から微増の19.8%。
■交際相手との出会いのきっかけは、やっぱり男女ともに学校が一番!
学校外での出会いは、男性は「学外(サークルや趣味)」18.0%、女性は「アルバイト先・仕事先」21.9%。
■告白はやっぱり男性から!? 交際相手がいる男性の62.3%が「自分から告白」したと回答。女性では14.6%が自分から告白しており、
勇気を持って告白すれば、幸せな結果に繋がるかも?
■新成人の3人に2人が「恋人がほしい」と回答!
■恋愛のモチベーションは「恋愛をしたい」! 恋に恋する新成人女性70.6%!
新成人男性は、女性に比べてイベントを共に過ごす交際相手を求める点も。
■「交際相手がいない」新成人のうち、「交際相手がほしくない」と答えたのは16.1%。その理由は、男女ともに「面倒くさい」がトップ!
2位以下の「ほしくない理由」は男女で違いがくっきり。
■64.8%の新成人男女が「恋愛には積極さが必要」だとわかってはいるが… 半数以上は「自分は恋愛感度が低く、積極的ではない」。
■さらに48%の男性は「教えてくれる人がいない」と一人で悩んでいる様子。
■悩める男性に比べ、4割の女性は「同世代は女性の方が積極的」と回答。
男性以上に交際相手からの束縛を嫌い、デートの費用も平等意識が高い!?「デートの費用は全て男性」と答えた女性は、わずか7.7%!

2016年新成人:恋愛や結婚のツール

■友人や交際相手との連絡手段は、スマホの無料通話アプリが中心!
■SNSやLINEでの告白はまだまだ否定派が多い。「恋人との顔出し写真」OK!は4人に1人。
■スマホやSNSは普及しても、「恋人探しアプリ」への警戒心はまだまだ強い。


【2016年新成人:結婚をどう考えている?(1)】

■「結婚したい」新成人は、74.3%。
近年は下降傾向となるも、依然として4人に3人が結婚意向あり。

結婚したい新成人のグラフ

■結婚するなら、女性の96.7%が「30歳までに結婚したい」!
さらに結婚意向アリの女性の4割が、「25歳までに結婚したい」と早婚希望!

何歳までに結婚したいか

■新成人の約7割は、結婚したら「子供がほしい」(69.0%)。 人数については「2人」(47.3%)、「3人以上」(15.3%)と、少子化とは逆の傾向!?

子供はほしい?何人ほしいか


【2016年新成人:結婚をどう考えている?(2)】

■男性が結婚したい理由は「好きな人と一緒にいたい」55.9%!
女性は「好きな人」よりも、「子供がほしい」が上回り、57.0%!

■3位と4位は男女で同じ結果に。
「家族がいると幸せだと思う」と、「親を安心させたい」が続く。

■5位に男女差。男性は結婚によって一人前として自立。
女性は、育児・出産を考えてか、「経済的・精神的に安定したい」21.5%。

 

結婚したい理由(男性)結婚したい理由(女性)

2016年の新成人に、結婚したい理由を聞いてみました。上位5位までのランキングには、男女ともにほとんど同じような要素が並んでいます。結婚は、好きな人と一緒にするものですが、男性は「好きな人といっしょにいたい」が55.9%で1位となったのに対し、女性では僅差ではありますが、「子供がほしい」という回答の方が高く、2.5ポイント上回って1位になりました。好きな人、そして好きな人との子供を大事に思い、だからこそ結婚したいという気持ちは、男女で共通のようです。

3位の「家族がいると幸せだと思う」(男性46.6%、女性54.1%)、そして4位の「親を安心させたい」(男性26.5%、女性25.6%は、男女共通。こちらは、回答者の割合もだいたい似かよった結果になっており、しかもどちらにおいても、3位となった「家族がいると幸せだと思う」は、2位とわずかな差しかありません。結婚することで「好きな人」である伴侶といっしょに暮らし、そして「子供」をもうけることこそが結婚の喜びであり、「家族といると幸せ」をイメージさせるのでしょう。

5位は男女でわかれました。男性は「自立したい」が15.2%、女性は「経済的、精神的に安定したい」が21.5%。男性は結婚して家族を持つことによって一人前になれると考え、女性は出産や育児を見すえて結婚によって安定を手に入れたいという気持ちが現れています。今の社会における、男女の環境の差も影響しているのかもしれません。

■「結婚したくない」派は、増加傾向ではあるが、まだまだ少数派で新成人の4人に1人。結婚したくない一番の理由は、「自分の時間がなくなりそう」で男女共通!

■「結婚したくない」理由の第2位は、男女ともに「結婚のメリットがわからない」。 今の新成人が結婚するには、具体的な理由やメリットが重要?

結婚したくない理由(男性)結婚したくない理由(女性)

調査開始以来、「結婚したくない」新成人は過去最多となりましたが、しかしまだまだ全体の4分の1と少数派です。そんな彼ら彼女らが結婚したくない理由を見てみました。

1位は「自分の時間がなくなりそう」で、過半数を超える男性52.1%、女性50.0%が回答。そして2位は「結婚するメリットがわからない」で、男性34.4%、女性44.8%となっています。家族や好きな人と一緒にいられる楽しさ、子供が生まれる喜び、さらには経済的・精神的な安定や落ち着き、そういった結婚するメリットに懐疑的な様子です。

若者たちが結婚したいと思うためには、結婚によってもたらされる幸せな家族の姿や喜びと同時に、具体的な経済的・社会的メリットを伝え、さらに実際にそれを社会が応援し支えていくべきなのでしょう。


【2016年新成人:結婚をどう考えている?(3)】

■「自分は結婚できないのではないかと思うことがある」男性60.3%、女性69.0%、
 「将来結婚しなくても暮らしてはいける」男性58.7%、女性56.3%。
 「結婚したい」が多数派の3分の2にも関わらず、不安を抱えている。

■男女どちらも、「結婚にはお金が必要だ」と冷静な見方。
その収入はどうするの?という点において、女性は夫婦で支えていこうと考えている一方、男性は「経済基盤の責任は夫」と責任感が強い。

結婚にはお金が必要?

結婚についてどう考えているか、新成人のいろいろな本音を聞いてみました。

前述の通り「結婚したい」と考えている新成人は4人に3人の74.3%。そして「子供がほしい」と答えた新成人も69.0%にのぼります。しかし、結婚に対しては「恋愛結婚」(79.5%)を夢見つつも、「結婚しない人生もアリ」(57.5%)で、「自分は結婚できないかも」(64.7%)、「結婚相手と出会う機会は少ない」(54.8%)と悲観的な回答が多くならんでいます。結婚したくてもできない、結婚することは難しいなど、新成人が結婚に対して不安を感じている様子が伝わってきます。そのような若者たちの不安を、社会がどのように支援して払拭していくべきか、社会全体の問題として考えていく必要があると思われます。

また興味深いのは結婚への経済観における男女差です。「経済的な基盤がないと結婚できない」(男性62.7%、女性70.7%)と、結婚生活を現実的にとらえつつ、女性は「女性の収入も重要」(男性31.3%、女性61.3%)と、夫婦二人で乗り越えて行こうという姿が浮かんできます。一方で男性は、「家庭の経済基盤を支える責任は夫にある」(男性48.7%、女性27.3%)という責任感が、女性以上に強いようです。結婚生活の経済観において、男性が自らハードルを高くし、それが不安につながっているのかもしれません。新しい時代に応じた男女の結婚観、男女の役割が求められているのでしょう。


【2016年新成人:恋愛の現状(1)】

■新成人全体では、「交際相手がいる」のは4人に1人の26.2%!
草食化や恋愛離れが進んでいると言われているが、実は2011年を底に全体は下げ止まり傾向!?

交際相手がいる?

草食化や恋愛に消極的とばかり言われる若者世代ですが、改めてグラフで見てみると、「交際相手がいる」と答えた若者は、2009年の26.9%以降、年によって増減はありつつも、ほぼ横ばいで推移しています。2011年を底に、2016年までを見ると微増傾向にあるとも言え、草食化は定着しているものの、全体の傾向としては落ち着いているようです。
男女別で見ても、「交際相手がいる」という女性が32.0%(昨年比プラス4.3ポイント)と増加している一方で、「交際相手のいる」男性は20. 3%(昨年比マイナス3.4ポイント)に減少するなど、細かい動きこそありますが、2009年以降の全体トレンドからは大きく外れていません。

1996年は2人に1人だった「交際相手がいる」割合は、今では4人に1人。2000年には47.3%が「交際相手がいる」と答えており、草食化はそこから2004年の34.1%、を経て2008年の29.2%へと急激に進行しています。2000年代後半以降の若者世代が抱える問題や社会の変化をあらためて見つめ直し、結婚と同じく、社会全体で取り組む必要があると思われます。

■交際経験ゼロの新成人は、昨年から5ポイント減少の42.8%。
片思いの経験もない若者は、昨年から微増の19.8%。

交際相手の人数の変移

2016年の新成人たちの恋愛や交際経験を聞いてみました。
片思いを含め、「1度も恋愛経験がない」新成人は、昨年から微増の19.8%。5人に1人が、誰かを好きになったことがないようです。 「誰とも交際したことがない」という回答は、交際経験ゼロという女性が45.7%から32.7%と大きく数を減らしたことが影響し、全体でも去年より5ポイント減少し42.8%となりました。


【2016年新成人:恋愛の現状(2)】

■交際相手との出会いのきっかけは、やっぱり男女ともに学校が一番!
学校外での出会いは、男性は「学外(サークルや趣味)」18.0%、 女性は「アルバイト先・仕事先」21.9%。

交際相手と知り合ったきっかけ(男性)交際相手と知り合ったきっかけ(女性)

恋愛は、当然自分一人でできるものではなく、誰かと交際して初めて成り立ちます。今、交際相手がいるという新成人に、その交際相手と出会ったきっかけを聞いてみました。やはり新成人のほとんどは学生だけあって、「学内(大学・専門学校)の知り合い」が男女ともに1位の34.4%!男性では2位、女性では3位にランキングされている「中学・高校時代の同級生」を加えると、新成人の恋愛カップルのほぼ半分が、学校で出会って交際をはじめていることになります。

興味深いのは、学校以外で出会うきっかけに男女の差があることです。
男性は、学校以外では「学外(サークル・趣味など)の知り合い」のポイントが高く、「中学・高校時代の同級生」と18.0%で並んでいます。しかしサークルや趣味をきっかけに出会ったという女性はランク外の5.2%にすぎません! 対して、「アルバイト先・仕事先」で出会ったという女性が21.9%にのぼります。

男性は趣味やレジャーを共有していっしょに楽しむなかで女性に好意を持ち、女性は男性の働く姿に憧れをもつという傾向があるのでしょうか。「彼氏がほしい!」と思う女性は、サークルや趣味のつながりに飛びこむことで、男性からアプローチされるチャンスが増えるかもしれません! 一方で男性は、学校や友達のつながりから気になる相手を探すのもいいかも!?

■告白はやっぱり男性から!? 
交際相手がいる男性の62.3%が「自分から告白」したと回答。
女性では14.6%が自分から告白しており、
勇気を持って告白すれば、幸せな結果に繋がるかも?

どちらから告白した?どちらから告白した?の表

先ほどのアンケートによって、新成人の恋愛においては学校が大きな出会いの場であることがわかりました。
それでは、具体的に「告白したのはどちらから?」を聞いてみました。結果、約3分の2の新成人男性が、自分から告白したと答えています。やはり告白は男性から!…が、今でも多数派のようですね。 一方で「自分から告白した」新成人女性は14.6%。思ったより少ない?と思いますが、「相手から告白された」という男性は26.2%にのぼり、年上年下の女性からの告白も意外とありそうです。 特に男性は、勇気を出して自分から告白することで、幸せが待っているかもしれません!


【2016年新成人:恋愛の現状(3)】

■「交際相手がいない」新成人の3人に2人が「恋人がほしい」と回答!

交際相手がいない

新成人アンケートにおいて、過去と比べたときに最も変化の大きな質問のひとつが、この質問です。
2000年には90.0%、ほぼ誰もが「交際相手がほしい」と答えていましたが、年を追うごとにその割合は減少。2013年以降、「交際相手がほしい」という回答は新成人の3分の2を割り込んでしまい、去年は過去最低の62.6%まで減少していました。この変化は、前述の「交際相手がいる」若者の減少と関連しており、身の回りに交際相手がいない若者が増加し、交際することのむずかしさを前にして、諦めつつある若者の姿が浮かんできます。

男女ともに草食化が大きく叫ばれ、恋愛離れは若者全体の傾向だと言われていますが、しかしそれでも3人に2人と多くの新成人が「恋人がほしい」と思っているのもまた事実です。恋愛から離れていった2000年代後半とは逆に、若者の恋愛を社会全体が後押しすることで、「恋人がほしい」という気持ちも盛り上がっていくと思われます。

■恋愛のモチベーションは「恋愛をしたい」! 恋に恋する新成人女性70.6%!
新成人男性は、女性に比べてイベントを共に過ごす交際相手を求める点も。

交際相手がほしい理由(男性)交際相手がほしい理由(女性)

「交際相手がほしい」と答えた方に、その理由を聞いてみたところ、男性の回答も、女性の回答も、偶然にも全く同じランキングになりました! しかし、よく見るとその傾向には差があります。
男性において「イベントを過ごす相手がほしい」と答えたのは27.5%。対して女性は16.2%です。一般には、誕生日やクリスマスなど、女性の方がイベントにこだわる印象がありますが、そんな印象とは逆の結果になりました。交際相手と「学外(サークルや趣味)」で出会うことが多い男性ですから、そういう趣味やレジャーのようなイベントを交際相手といっしょに楽しみたいのかもしれません。
一方、女性では、「恋愛をしたい」が男性に大きく差をつけて70.6%と圧倒的! 具体的に何かをしたいから交際するというのではなく、恋愛というトキメキそのものを女性は求めているのかもしれませんね。

■「交際相手がいない」新成人のうち、「交際相手がほしくない」と答えたのは16.1%。
その理由は、男女ともに「面倒くさい」がトップ! 2位以下の「ほしくない理由」は男女で違いがくっきり。

交際相手がほしくない理由(男性)交際相手がほしくない理由(女性)

では「交際相手がほしくない」理由はどうなのかも聞いてみました。こちらは男女ともに「面倒くさい」が1位になっています。好きな人と付き合いたい、という気持ち以上に、残念ながら恋愛へのハードルの方を強く感じているようです。
しかも女性においては、80.0%と男性以上に圧倒的です。「自分の自由がなくなる」(53.3%)、「1人でも寂しくない」(40.0%)など、男性からの束縛を嫌う女性の姿や、交際相手がいなくとも特に寂しさを感じない様子が浮かび上がってきます。無理をして交際するよりも、自由に気楽に、同性の友人といっしょにいたいのかもしれません。
対して男性は、2位以下の理由に「交際する余裕がない」(33.3%)や、「自分の趣味に打ち込みたい」(26.7%)「自分の自由がなくなる」(同26.7%)などが並び、交際よりも自分のしたいことに対して時間やお金を優先したいようです。


【2016年新成人:恋愛の現状(4)】

■64.8%の新成人男女が「恋愛には積極さが必要」だとわかってはいるが…
半数以上は「自分は恋愛感度が低く、積極的ではない」。

■さらに48%の男性は「教えてくれる人がいない」と一人で悩んでいる様子。

■悩める男性に比べ、4割の女性は「同世代は女性の方が積極的」と回答。
男性以上に交際相手からの束縛を嫌い、デートの費用も平等意識が高い!?
「デートの費用は全て男性」と答えた女性は、わずか7.7%!

恋愛には積極さが必要か

恋愛には「積極的な活動が必要」だと、やはり多くの新成人(64.8%)も考えているようです。しかしそうはできない自分も自覚しており、「今の自分は交際に積極的でない」と55.3%が回答、さらにそもそも「自分は恋愛に対する感度が低い」と48.2%が答えています。誰かと付き合うためには、積極的にならなきゃ、がんばらなきゃ…と思ってはいても、その一歩を踏み出せない新成人が多いようです。

そして興味深いのが、男女でのデートの費用に対する回答です。一般には、デートの費用は男性が持つべきと言われることも多く、特にデートの食事の際にはクレジットカードなどで支払いをスマートに済ませる男性の姿が、ドラマや映画などでもよく描かれています。しかし、「男性が全て払うべき」と答えた女性はなんと7.7%にすぎません! 「男性がやや多めに」と答えた女性も半分以下の44.0%です。どちらの質問でも、女性の方が男性よりもフェア意識が高く、男性の方が「男性はこうあるべき」というイメージにとらわれているようです。恋愛や交際に対してコストパフォーマンスが悪いといわれるのは、案外、男性の思いこみなのかもしれません。


【2016年新成人:恋愛や結婚のツール】

■友人や交際相手との連絡手段は、スマホの無料通話アプリが中心!

友人や交際相手との連絡手段

友人や交際相手とのコミュニケーションにおいて、どんなツールを使っているかを聞いてみました。
予想通りとはいえ「やっぱり」と納得の結果が並んでいます。

コミュニケーションツールの1位は、やはり「無料通話アプリ(LINE、Viberなど)」で、男性71.0%、女性82.0%が回答。「PCメール」や「携帯電話・スマートフォンのメール」に対して圧倒的な差を付けています。

SNSとしては、Twitterの人気が高い(男性36.3%、女性44.3%)一方で、Facebookは男性10.7%、女性16.7%と不人気のようです。

■SNSやLINEでの告白はまだまだ否定派が多い。
「恋人との顔出し写真」OK!は4人に1人。

SNSやLINEで告白できる?

すっかり新成人に普及しているSNSなどのツールですが、どこまでOKかと聞いてみました。これだけスマホが普及していても、「SNSやLINEで告白や別れを告げられるのは気にならない」と答えたのは3分の1とまだまだ否定派が多いようです。特に女性は、「拡散が怖くて告白などには踏み出せない」という回答が40.3%。気軽な気持ちのツイートが、ネットで炎上してしまうニュースも多いですから、やっぱり心配ですよね。

その一方で、「恋人との顔出し写真をSNSにあげることは気にならない」という女性は27.0 %となりました。自分の大好きな人といっしょの写真や楽しいデート姿を、友達と共有したい、自慢したい…という気持ちの表れかもしれません。

■スマホやSNSは普及しても、「恋人探しアプリ」への警戒心はまだまだ強い。

恋人探しアプリを使いたい? 恋人探しアプリをどう思っているか

「恋人探しアプリ」を使ったことがある人は、新成人の9.7%と少数、一度は使ったことがあっても、「今後も使いたい」という人はわずか4.5%。SNSが普及しても、アプリでの出会いには、告白以上に抵抗心が強いようですね。

では「恋人探しアプリ」をどう思っているか、くわしく聞いてみました。

「サクラが多そう」(76.8%)、「個人情報の漏えいが心配」(82.3%)、「危ない気がする」(84.7%)、「プロフィールが本当かどうかわからない」(82.2%)など、アプリに対する不安感が見てとれます。

「簡単な手続きで始められる」(46.2%)や「自分の好きな時間に利用できる」(60.8%)など、手軽さに対するポジティブな回答も並んではいますが、やはりそれ以上に警戒心が強いようですね。


さいごに

楽天オーネットでは、新成人の恋愛・結婚意識調査を1996年より実施してまいりました。20年前には新成人の半数には交際相手がいるという状況でしたが、その割合は年々下降しており、近年では交際相手がいるのは4人に1人となっています。その結果だけを見ると、恋愛に対する草食化が定着してきた事実は否めません。

一方、結婚観に関しては、新成人の75%が「結婚したい」と考えており、しかも「30歳までには結婚したい」、「子供は2人以上ほしい」と大多数が前向きに考えていることが、今回の調査でも明らかになりました。

未婚化、晩婚化、それに伴う少子化は深刻な社会問題となっていますが、若年層が早期に結婚し家族を持つことは、その改善へとつながります。今回の調査結果は、結婚すること、家族を持つことに意欲のある若者がまだまだ大多数であることを示しています。

しかしながら「良い出会いが少ない」、「恋愛が苦手」という若年層のさまざまな悩みは、結婚に対する前向きな意識との深刻なギャップを生み、容易には解消されないこともこの調査で浮き彫りになっています。この点については、若年層に対する恋愛・結婚に向けたより一層の啓発・サポートを、当業界のみならず、私たち社会全体で真剣に考える時期に来ていると思われます。

当社では、若年層を取り巻くさまざまな課題を踏まえつつ、結婚を希望する多くの男女に、「出会いの機会」、「恋愛のサポート」を提供しております。今後も「結婚」、「家族」という幸せを1人でも多くの皆さまに実現していただけることを目指し、より良いサービスを提供してまいります。

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