ことぶき科学情報

2011年9月28日 編集・発行 株式会社オーネット

2011年20・30・40代未婚男性(全国900人)の恋愛・結婚意識

「結婚したい」未婚男性67.7% 20代30代は低下
「現在の収入では、恋愛も結婚も難しい」 63.4%

~ 結婚するため自分に必要なこと 「十分な収入・貯蓄」63.3%、「出会い」39.8% ~

今年6月、平成22年国勢調査の結果が公表された。そこには止まらない晩婚化と、過去最高値を記録した未婚男女の姿が映し出されていた。総人口は僅かに増加したものの、全国地方自治体の4分の3で人口が減少しており、既に人口減時代に突入していると言える状況である。そして、回復の兆しが見えない日本経済、未曾有の大震災など、激動する現代の日本に生きる未婚男女の恋愛・結婚観はどのように変化しているのか、5月の20-40代未婚女性の恋愛・結婚意識調査に続き、今回、9月7-8日の2日間で、全国900人の20-40代未婚男性に対し調査を行った。

調査の結果、「交際相手がいない」と答えた未婚男性は78.0%、実に未婚男性の8割は恋人がいないという結果となった。これは今年5月に行った未婚女性同様に過去最高値であり、年代別に見ても20代は微増の72.0%、30代は8ポイント増加の78.0%、40代になると10ポイント増加の84.0%といずれの年代においても過去最高となった。同様に、「結婚したい」という意欲も67.7%と低下している。特に20代、30代の低下が大きく、30代に至っては06年から5年間で10ポイント以上低下し、68.3%と7割を切った。「恋愛したい」という意欲は66.5%とさほど変化は無く、未婚女性と比較してもあまり変わらないが、75.4%の未婚男性が「自分は異性との交際に積極的ではない」と、より消極的な姿勢を見せている。

恋愛意欲と矛盾する消極的な姿勢について、彼らの63.4%が「現在の収入では恋愛も結婚も難しい」と答え、結婚するため自分に必要なことは「十分な収入・貯蓄」(63.3%)であり、次に「出会い」(39.8%)であるとしている。「交際相手を作るには自分から積極的に動くべきだ」と70.0%が認めてはいるが、彼らの多くが自分の収入に自信が持てず、動くに動けないでいる様子が浮かび上がった。自らは消極的な姿勢にもかかわらず、「交際相手には追いかけるより追いかけられたい」と59.2%が淡い希望を抱いている。ただし、未婚女性も同様に6割超の64.8%が「追いかけられたい」と感じており、男女双方が相手からのアクションに期待するという構図に陥っている。

ただし、未婚男性達の恋愛・結婚観はとても堅実で、“まめ”で頼りがいを感じさせるものである。77.0%の未婚男性は「男性として女性を守る存在でありたい」という強い意志を見せると同時に、52.7%と過半数が、「結婚したら異性の友人と二人きりで会わない」と言う。家事・育児に対する姿勢も極めて高く、46.1%とほぼ半数が「自分は家事には自信がある」と答え、90.6%が「子どもが小さいうちは、自分も積極的に育児に関わりたい」と積極的な姿勢を見せた。パートナーに対しても、「子どもが小さいうちは母親は家で育児に関わるべきだ」と68.5%が回答している。また、結婚後は相手に「家に入り専業主婦になってほしい」(34.3%)という答えは、前回調査よりも10ポイント以上上昇した。しかし自分の収入に自信はなく、「実際に妻に専業主婦になってもらえると思うか」という質問では13.3%まで極端に低下した。

現代の未婚男性達は、女性に対してとても優しく、家庭を大事にしたいと考え、まめで誠実である。しかし、別の視点から見ると、その責任感の強さや、結婚や家庭に対する理想の高さが故に、今の自分では結婚はできないと感じているのかもしれない。

-調査概要-

この資料は、結婚相談所「O-net(楽天オーネット)」を運営する、楽天グループの株式会社オーネット(本社:東京都品川区代表取締役社長:島貫慶太)が、全国の20・30・40代未婚男性計900人を対象に、恋愛・結婚意識などについて調査した結果をまとめたものです。

■調査名
:楽天オーネット「2011年 20・30・40代未婚男性の意識調査」
■調査地域
:全国
■調査対象
:2011年9月7日時点で、20歳~49歳迄の結婚経験のない男性
■調査方法
:楽天リサーチ株式会社モニターによるインターネットを利用したクローズ調査
■サンプル数
:900人 (20代男性300人 30代男性300人 40代男性300人)
■調査期間
:2011年9月7日(水)‐9月8日(木)
■調査主体
:株式会社オーネット

※表記の無い場合の単位は%です。 調査結果の数値は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計で100%にならないことがあります。

※出版物・印刷物等、本資料をご使用になる場合には、楽天オーネット 広報グループ宛連絡のうえ〝結婚相談所 「楽天オーネット」 調査〝 と明記ください。

調査対象者プロフィール

  サンプル数 男性
全体 900 100.0
年代 20-29歳 300 100.0
30-39歳 300 100.0
40-49歳 300 100.0
エリア 東日本 150 100.0
首都圏 300 100.0
西日本 450 100.0
エリア×年代 東日本 20-29歳 50 100.0
東日本 30-39歳 50 100.0
東日本 40-49歳 50 100.0
首都圏 20-29歳 100 100.0
首都圏 30-39歳 100 100.0
首都圏 40-49歳 100 100.0
西日本 20-29歳 150 100.0
西日本 30-39歳 150 100.0
西日本 40-49歳 150 100.0

●20・30代の未婚男性を調査した前回調査「ことぶき科学情報vol.51 2009年 20・30代未婚男性の意識調査」、20・30・40代の未婚女性を調査した「ことぶき科学情報vol.57 2011年20・30・40代未婚女性意識調査」もございます。

-目次-

2011 年20・30・40代未婚男性の恋愛に対する意欲
■交際相手はいない 78.0%
■交際相手はほしい 66.5%
■交際相手いれば楽しい 70.7%
■自分ひとりで楽しい 68.9%
2011 年20・30・40代未婚男性の恋愛観
■男性として、女性を守る存在でありたい 77.0%
■自分は植物的ではなく、動物的だ 39.4%
■異性との交際に積極的ではない 75.4%
■追いかけるより追いかけられたい 59.2%
■交際相手の浮気は許せない 74.4%
■交際相手には束縛されたくない 72.4%
2011 年20・30・40代未婚男性の恋人とのつき合い方
■先に好きになったのは自分 69.2%
■恋人に先に告白をしたのは自分 76.3%
2011 年20・30・40代未婚男性の女性の友人
■女性の友人がいる 53.0%
■恋愛対象として見ているかもしれない異性の友人 50.7%
2011 年20・30・40代未婚男性の結婚意志
■結婚したい 67.7%
■結婚によって得ることの方が多い 71.1%
2011 年20・30・40代未婚男性の結婚相手の条件
■結婚相手に重視することは 「性格」、「愛情」、「家事・育児能力」、「健康」、「容姿」
■結婚相手は自分より年下がいい 42.6%
■現在の収入では、恋愛も結婚も難しい 63.4%
2011 年20・30・40代未婚男性の夫婦の形
■結婚後、相手の仕事の理想 フルタイム36.8%、専業主婦34.3%
■結婚後、相手の仕事の現実 フルタイム28.9%、専業主婦13.3%
■子どもが小さいうちは、自分も積極的に育児にかかわりたい 90.6%
■自分は家事には自信がある 46.1%