ことぶき科学情報

2006年11月10日 編集・発行 株式会社オーネット

vol.46号 : 全国30代・40代未婚女性 結婚意識調査
2006.10.11-10.16調査 全国:1,150名

2005年未婚率は 30代女性 25.2%(00年20.2%)40代女性 10.2%(00年7.5%) と大きく上昇

全国30代・40代未婚女性1,150人の結婚意向
結婚意思あり 58.7% (同年代男性 71.8%)
30代前半層74.6% 35歳後半層61.1% 40代前半51.0% 40代後半32.5%
年齢の上昇とともに女性の結婚意欲は低調に

1957年から1976年に生まれた現在の30代・40代は、一部は団塊ジュニア世代であり、“ほしいものはすべてある”環境で成長し、女子大生ブーム、OLブームを創造してきた世代である。

豊かな社会のなかで何不自由なく過ごしてきた彼らであるが、1990年後半からの希望社会の神話が崩れた現在、未婚であり続ける理由は何なのか。30代・ 40代の未婚女性を対象に結婚意識調査を行ったところ、「結婚意思あり 58.7%」と、今年6月に実施した同世代男性の「結婚意思あり 71.8%」よりも13.1ポイントも低く、彼女らの結婚意欲は低調であることがわかった。

30代前半層74.6% 35歳後半層61.1% 40代前半51.0% 40代後半32.5%と彼女らの結婚意向は年齢の上昇とともに低下。結婚意向度を押し下げているのは40代女性である。
30代・40代全体の「一生結婚したくない」との回答は12.1%であるが、40代層を取り出すと17.5%にまで高まる。男性40代層は59.9%が結婚の意思を持ち続け、非婚意識は11.7%であるのに対して、女性が未婚でいるのは確信的な選択であるようにも見受けられる。

彼女らは、現在の生活にそこそこに満足しているが、不安も持つ。特に老後や経済的な不安は大きく、「日常生活での不安」、「独身生活のままの不安」、「結婚したい理由」、「結婚生活への不安」の上位に、それらの項目が並ぶ。

結婚の意思を持ちながらもこれまで“結婚しなかった最大理由”は「適当な相手に会わない」(31.0%)。次いで挙げられている理由は、「自由・時間の束縛の回避や、結婚そのものの必要性のなさ」など、現在の生活を維持したい項目であるものの、「理想の相手に会わない」(20.7%)、「出会いのチャンスがない」(18.4%)といった「相手に会えない」理由が続き、そこから彼女らの本音が窺える。

しかしながら、結婚の意思を持つ層でさえも、結婚に向けた努力をしている割合は14.3%と低く、その理由は「努力してもどうにもならない」、「努力の方法がわからない」と、冷めた意識も持っている。

彼女らには、現在の自分のペースを守りながらも、確信的な選択とは一概に言い切ることができない、結婚するかしないか、結婚できないのではないか、といった揺れ続ける姿が見られた。

-調査概要-

この資料は、結婚情報サービスを運営する株式会社オーネットが、全国の未婚女性計1,150名を対象に結婚観などについて調査をおこなったものです。

  • 調査名:楽天オーネット「全国30代・40代未婚女性1,150名の2006年結婚意識調査」
  • 調査地域:全国
  • 調査対象:30歳-49歳の未婚女性
  • 調査方法:インターネット調査会社(楽天リサーチ)モニターによるクローズ調査
  • 調査期間:2006年10月11日(水)-10月16日(月)
  • 調査主体:O-net(楽天オーネット)

I. スクリーニング

  • 調査期間:2006年10月11日(水)-10月12日(木)
  • 調査対象:全国30-49歳の独身女性[対象年代女性の未婚者 離別者 死別者](楽天リサーチ登録モニター)
  • 調査内容:現時点での婚姻経験の有無

II. 本調査

  • 調査期間:2006年10月12日(木)-10月16日(月)
  • 調査対象:スクリーニングで「結婚したことはない」との回答者
  • サンプル数:1,150人 (30代:750人 40代:400人))
  • 年代・地域割付
北海道 東北 関東 東海 甲信越 近畿 中国・四国 九州・沖縄
30-39歳 50人 100人 100人 100人 100人 100人 100人 100人
40-49歳 50人 50人 75人 50人 50人 75人 50人 50人

エリア内訳

北海道:
東北:青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島
関東:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬
東海:愛知・静岡・岐阜・三重
甲信越:山梨・長野・新潟・富山・石川・福井
近畿:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山
中国・四国:岡山・広島・鳥取・島根・山口・徳島・香川・愛媛・高知
九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

※表記の無い場合の単位は%です。 調査結果の数値は小数点第2位以下を四捨五入にしているため、合計で100%にならないことがあります。

※本報告書(ことぶき科学科学情報 vol.46)では、随時、過去のことぶき科学情報のデータと比較しています。出典は次の通りです。
 1)男性比較 (30代・40代全国未婚者1,200名調査 2006年7月 ことぶき科学情報 vol.45)
 2)20代比較 (20代全国未婚者1,200名調査 2006年3月 ことぶき科学情報 vol.44)


-目次-

全国の30代・40代女性シングルの現在
  • 現在の生活に満足 61.4%調
  • 独身でいるのは自分の意思 75.0%
  • 現在の不安は「老後」71.5%「経済力」67.4%
    独身のままの、将来への不安も「老後」74.1%「経済力」48.3%
全国の30代・40代女性シングル 現在の交際状況
  • 交際相手がいない30代・40代女性 62.7%  年齢アップとともに交際は低調に
  • 「恋人はほしい」69.3% 恋愛と結婚とは別か 否か
全国の30代・40代女性シングル 現在の結婚意思
  • 30代・40代女性の「結婚意思あり」58.7% 同年代男性の「結婚意思あり」71.8%よりも13.1低く
  • 40代女性の結婚意思は、20代、30代、現在(40代)と低下 30代女性は現在(30代)が最高期
全国の30代・40代女性シングル 結婚を考える理由
  • 「愛する人と一緒にいたい」(20代) 「子どもなど家族がほしい」(30代) 「老後の心配」(40代)
  • なるべく早く結婚したい理由
全国の30代・40代女性シングル 結婚を考えない理由
  • 「時間的自由がなくなる」 「今の生活が好き」 「生活習慣を変えたくない」は、結婚意思を弱める
  • 今は考えられない理由は「理想の相手がいない」 30代28.5%(3位)  40代 26.4%(4位) 
全国の30代・40代女性シングル 年齢と結婚
  • 年齢では結婚を考えたくない?
    「まだ結婚を意識していない」17.9% 「最も結婚したいと思った年齢は、特にない」31.5%
  • 結婚理想年齢は20代後半 57.8% 結婚をあきらめる年齢があるとしたら、それは50歳以上 36.3%
  • 自分は年齢的に結婚できないと思うことがある 62.9%
全国の30代・40代女性シングル 結婚しなかった理由
  • 結婚しなかった理由 経済的理由よりも、自由・気楽さ 結婚そのものの必要性のなさ
  • 「適当な人にあえない」(31.0%) 「理想の人がいない」(20.7%) と、“相手がいない”ことが理由に
全国の30代・40代女性シングル 結婚に向けての努力
  • 結婚に向けての努力をしている(していた)人は14.3% 男性(28.1%)の半分
  • 「努力をしてもどうにもならない」35.9% が努力をしていない理由
全国の30代・40代女性シングル 結婚相手の理想
  • 「家事能力」「容姿」を重視する男性とは違う! 「仕事の能力」「友人・親子関係」を、女性は、より重視
  • 「相手の親との同居」を非常に重視する 31.8%
  • 30代・40代女性の「結婚の際に非常に気にする項目」の割合は、20代女性よりもやや高め
全国の30代・40代女性シングル 結婚形態に関する考え方
  • 形式にはこだわらない(66.7%)ものの、恋愛結婚希望が3割強(32.3%)
  • 子どもができたら結婚する 65.4%
  • 結婚しても個人の生活は守っていきたい 89.0%  結婚指輪はしたいとは思わない 53.1%
全国の30代・40代女性シングル の結婚環
  • 周囲やマスコミから、結婚生活は大変だと聞くことが多い 73.3%
  • 結婚後の生活不安は、自分の親と配偶者の親、それと配偶者の介護 61.9%
全国の30代・40代女性シングル 結婚のメリット 独身のメリット
  • メリットは安らぎと経済的安定、デメリットは自由の拘束
  • 結婚のメリットは、独身のメリットよりも少ない

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