ことぶき科学情報

vol.40号 : 親と同居している独身の娘(25~39歳)を持つ
母親314名の 娘の結婚、母娘関係実態・意識調査

<“同じ結婚生活希望派”と“異なる結婚生活希望派”比較> 
<首都圏・阪神圏・日本海側圏比較 >

母親の結婚観が、子の結婚意思に大きく影響か
「自分の結婚生活を見て、子どもは、結婚は良い」と思っている
回答は、

子どもに自分と同じような結婚生活をしてもらいたいと思う母親の84.5%
子どもに自分と同じような結婚生活をしてもらいたくないと思う母親20.9%

未婚率の上昇等晩婚化問題と重なって団塊世代ジュニアの結婚意識がクローズアップされている。その親世代はどのように感じているのか。

親と同居している独身の娘(25歳から39歳)を持つ母親314名を対象に、娘の結婚、母娘関係などを調査したところ、「子どもには、自分と同じような結婚生活をしてもらいたい」と思う母親(142名 以下 “同じ結婚生活希望派”)と、「子どもには、自分と同じような結婚生活をしてもらいたくない」と思う母親(172名 以下 “異なる結婚生活希望派”)に分かれ、随所で違いが見られた。

“同じ結婚生活希望派”の彼女らは、平均年齢55.0歳。77.5%が「恋愛結婚」をし、「専業主婦」(62.7%)になっている。 「自分は幸せな結婚をしている」(95.8%)と感じており、「自分の結婚生活を見て、子どもは、結婚は良い、と思っている」(84.5%)と、自分の結婚に自信が窺える。 子どもにも91.6%が結婚を望んでおり、子どもも77.4%が結婚したいと思っている、と回答している。

一方 “異なる結婚生活希望派”の彼女らは、平均年齢55.9歳。 「恋愛結婚」は65.1%、「専業主婦」は54.1%である。 「自分は幸せな結婚をしている」(43.6%)、「自分の結婚生活を見て、子どもは、結婚は良い、と思っている」(20.9%)と、“同じ結婚生活希望派”と比較するとその率は低い。 子どもへの結婚願望は63.4%、子ども自身の結婚意思も57.6%と回答。親も子も、結婚に対する関心は高くない。

現在子どもは結婚を考えていないと回答した母親は全体で89名。 その子どもの考えを、「子どもの選択なので仕方がない」(全体 94.4%)と考えながらも、“同じ結婚生活希望派”は「結婚の良さを伝えたい」(70.8%)と親の努力で子どもに結婚の意思を持たせようとし、 “異なる結婚生活希望派”は、「結婚しないことを前提に子どもは人生設計をしている」(異なる結婚生活希望派 38.5%)と、結婚しない選択を意識する。

1960年代後半から1970年代の家族のあり方が大きく変わろうとした時代に結婚をし、家族を作ってきた団塊世代層中心とする彼女らは、子どもを育て、教育することにひたすら自己の喜びを感じてきた。 「子どもとの関係は上手くいっている」(90.8%)、 「子どもとのコミュニケーションに満足」(84.4%)、 「子どもとは“何でも仲良く一緒に友だち母娘”」(63.1%)と、成人した子どもに対しても良好な親子関係を築いている。 それは、親自身の結婚が、子の結婚観に大きな影響を与える要因ともなっているようだ。

-調査概要-

この資料は、結婚情報サービスを運営する株式会社オーネットが、25~39歳の親と同居している独身女性を娘に持つ母親をサンプリングし、計314名を対象に娘の結婚や娘との生活実態、母娘関係・意識について調査をおこなったものです。

  • 調査地域:首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉) 阪神圏(京都、大阪、兵庫)日本海側圏(秋田、山形、新潟、富山、石川、福井、鳥取、島根、山口)
  • 調査対象者:25~39歳の親と同居している独身女性を娘に持つ母親
  • サンプル数:314
地域 首都圏 阪神圏 日本海側圏 合計
157 148 43 314
  • 調査方法:インターネット調査会社モニターによるクローズ調査
  • 調査会社:株式会社マクロミル
  • 調査期間:2004年11月25日(木)~26日(金)
  • 調査主体: O-net(楽天オーネット)