ことぶき科学情報

vol.36号 : 西暦2002年新成人の意識に関するインターネット調査

成人の式典には3人に2人が参加希望でも
「20歳の自分を大人だと思っていない」:75.5%
大人になるのは、理想も現実も23.5歳
首都圏・阪神圏計400名

2002年には152万人が成人式を迎える(男性:78万人、女性74万人/総務省統計局推計人口)。出生率の低下、核家族化など、日本の家族システムに構造的な変化が現れた1980年代の初頭、1981年4月から1982年3月に生まれた“新成人”は、恋愛、結婚、大人についてどのように考えているのか。独身男女合計400名を対象にインターネット調査をおこなったところ、75.5%が「20歳の自分を大人だと思っていない」と回答した。

調査対象者の約9割が学生である彼らは“大人になりきれていない理由”を「経済的に自立していないから」89.0%とし、次いで「精神的に自立をしていないから」56.9%、「世間(社会)を知らないから」47.5%と答えている。また、「大人にはなりたくないから」、「いつまでも子どもでいたいから」と、大人になることを躊躇する意識も1割以上が抱えていた。

現在の生活では、「親から小遣いをもらっている」(58.5%)、「自分の誕生日には毎年親に祝ってもらっている」(40.0%)と、全体の65.5%が「自分はまだ親がいないと生活できない」と感じている新成人らの「大人」になる理想の年齢、また、自分自身が「大人」になれると思う年齢の平均はどちらも23.5歳。社会人1年後の“経済的に自立”できる年齢となっている。

 また、結婚後は「親に経済的援助をしてほしいとは思わない」と90.3%が回答していることから、遅かれ早かれ“自立”の意識をもっていることも窺える。各自治体では中止や親子出席なども検討され、この数年社会問題化されている「成人式」。今年の新成人らは、3人に2人(66.5%)が参加を希望している。

-調査概要-

  • 調査地域:首都圏および阪神圏
  • 調査対象者:1981年4月1日~1982年3月31日生まれの独身男女
  • サンプル数:400
内訳 男性 女性
首都圏 100 100 200
阪神圏 100 100 200
合計 200 200 400
  • 調査方法:インターネット調査(Web上の設問フォームに自記入)
  • 調査期間:2001年12月12日(水)~12月13日(木)
  • 調査主体:O-net(楽天オーネット)