ことぶき科学情報

vol.34号 : 2000年度 国勢調査速報結果に関するインターネット調査

同世代の未婚率の上昇について過半数が納得
「未婚率はさらに上昇する」72.0%
「不況により、結婚を先延ばしにする傾向が強まる」51.3%
首都圏・阪神圏 25~34歳独身男女 計400名

「2000年度国勢調査速報結果」によると、25~29歳の女性の未婚率は統計史上最高の54.0%となり、また、30~34歳の女性は、1995年の 19.7%から26.4%に、30~34歳男性も37.3%から42.9%に上昇するなど、ほとんどの年齢階級で未婚率の上昇傾向が見られた(2001年 6月29日 総務庁発表)。

国勢調査の結果を同世代の独身男女はどのように受け止めているのか。25歳から34歳の独身男女合計400名(首都圏・阪神圏)を対象にインターネット調査を行ったところ、56.8%「納得のいく結果である」と回答。「自分も独身なので安心した」36.8%、「日本の将来が危ぶまれる」21.3%と続いた。

未婚率上昇の要因については、「女性の結婚観の変化」85.0%、「経済的に自立した女性の増加」77.0%と女性に起因している事柄が上位にあがり、次いで「ひとりでも不自由しない社会」58.0%、「薄れている結婚の必要性」53.8%、「独身でいることに対する周囲のプレッシャーの減少」48.3%といった単身生活の利便性の増大に起因する事柄もあげられている。

今後の未婚率の行方については、72.0%が「さらに上昇すると思う」と予想した。

彼らに結婚の意思について聞くと、「一生したくない」との回答は3.5%にすぎず、多くは結婚したいと思っている(78.0%;今すぐ結婚したい、いずれは結婚したい計)。しかし、18.5%が「今は結婚について考えられない」と回答。また、全体の92.5%が「結婚後の生活に何らかの不安あり」、不景気といわれる現在の社会現象を受けて、51.3%が「経済的な不安などから、結婚を先延ばしにする傾向が強まる」としていることから、結婚後の生活への不安や社会の不景気などに理由を求め、結婚を先延ばしにしている様子が伺えた。

-調査概要-

  • 調査地域:首都圏および阪神圏
  • 調査対象者:25~34歳の独身男性・独身女性
  • サンプル数:400
内訳 25~29歳 30~34歳
単身者 同居者 単身者 同居者
首都圏 50 50 50 50 200
阪神圏 50 50 50 50 200
合計 100 100 100 100 400

(単身者:200、同居者:200)

  • 調査方法:インターネット調査(Web上の設問フォームに自記入)
  • 調査期間:2001年7月11日(水)~7月12日(木)
  • 調査主体:O-net(楽天オーネット)