ことぶき科学情報

vol.10号 : 結婚関連用語の裏から見る"今どきの結婚"

「華燭の典」、「月下氷人」、「釣り書き」はすでに死語化!?
「華燭の典(かしょくのてん)」を読めた人は13.5%!!

20~29歳の独身男女200人に結婚関連用語に関する認知調査をおこなったところ、「華燭の典(かしょくのてん)」を読み取れた人は全体の13.5%、意味を正確に答えられた人は5.0%と、"他人の結婚式を祝っていう言葉"として使われてきた美称が現代の若者の間ではほとんど知られておらず、死語化しつつあることがわかった。
また、お見合いの際に互いに交わす身上・親族書の名として使われる「釣り書き(つりがき)」の意味を答えられた人は全体の8.5%、"仲人、媒酌人"をさす「月下氷人(げっかひょうじん)」についての認知率はわずか1.5%だった。しかしその一方で「ジューンブライド」(77.0%)、「バージンロード」(49.0%)、「ティアラ」(38.0%)などいわゆるキリスト教式結婚関連用語はよく知られている傾向にあり、特に女性の認知率が高かった。彼らの約7割近くが「結婚式(挙式)をしたい」(72.0%)、「披露宴をしたい」(64.5%)と答えており、社会的セレモニーとしては肯定的に考えている。
この結婚関連用語の認知度から、仲人や結納など"家と家"の結びつきから発生した"形式"の結婚文化は、時代の流れとともに忘れられる傾向が見られ、現代の若者の結婚式像が浮かび上がる結果となった。

-調査概要-

  • 調査地域:首都圏30km及び阪神圏20km
  • 調査対象者:20~29歳の独身男女
  • サンプル数:200
    内訳:
    男性20~24才首都圏:25人 女性20~24才首都圏:25人
    男性20~24才阪神圏:25人 女性20~24才阪神圏:25人
    男性25~29才首都圏:25人 女性25~29才首都圏:25人
    男性25~29才阪神圏:25人 女性25~29才阪神圏:25人
  • 調査方法:エリアサンプリングによる街頭面接調査
  • 調査期間:1997年6月5日(木)~6月9日(月)