ことぶき科学情報

2005年9月16日 編集・発行 株式会社オーネット

ことぶき短信
大都市圏(東京・大阪・名古屋〈愛知県〉)25~34歳の独身有職男性 結婚意識調査
各地域200名・計600名

結婚と経済 独身男性の三都物語
結婚して家族を養うのが男の甲斐性、でも経済的には厳しい‥ 悩める 大阪男性
家族が好きだから、早く結婚したい! 余裕ある 名古屋男性
寂しいから結婚したい、でも自由がなくなるのは‥ 迷える 東京男性

それぞれ歴史的に特色を持つ、大阪・名古屋(愛知県)・東京の3大都市圏。この三都には、バブル経済崩壊後から続く未曾有の平成不況の中で更に経済的格差も生じ、そこに暮らす独身者の意識にも少なからず違いが出てきていることが、昨年の独身女性への調査でわかった。今回は独身男性に対する調査から、経済的な環境と、特にその影響を受け易いと推測される「結婚」に関する意識などについて調べてみた。

今回調査した三都の中で、不況の波を一番強く受け、やっと上昇の機運が見えてきた大阪。そこに暮らす独身男性たちには、まさにその影響からか、他地域よりも強い、自分たちの「経済的な部分」への心配と、昨年の同地区独身女性の調査でも特徴的だった「伝統的な家族観の肯定」という価値観の間で、足を踏み出せないでいる様子がうかがわれる。

各地域との差があった数字を挙げてみると
結婚したい理由:「世間体(30.1%)」 (東京20.5% 名古屋18.8%)
結婚したくない理由:「経済的自由がなくなる(75.7%)」 (東京46.9% 名古屋47.5%)
「男性が低収入なうちは結婚するべきではない」に賛成(53.0%) (東京49.0% 名古屋41.5%)
「不景気は、結婚したい気持ちを萎えさせると思う」に賛成(63.5%) (東京56.0% 名古屋56.5%)

三都の中では、不況の影響が一番少なかった名古屋(愛知県)。この調査でも昨年の女性と同様、現状の好況感を受けての「元気さ」「自由さ」が見られる。家族との同居率が65%(東京44%大阪58%)と他地区より多く、家族の結びつきの強さと、それを後ろ盾にした「余裕」が随所に感じられ、結婚にも積極的だ。

今、最も興味のあること:「結婚(16.5%)」 (東京9.5% 大阪11.0%)
結婚について:「なるべく早くしたい(31.0%)」(東京19.0% 大阪21.0%)
結婚したい理由:「子どもなど家族が欲しいから(55.6%)」 (東京44.4% 大阪52.8%)
「結婚後どちらの両親とも同居はしたくない」に反対(49.2%)(東京31.2% 大阪37.8%)

対象の半数以上が一人暮らしの東京の調査では、「寂しさ」と「自由」のバランスをとりながら暮らす男性像が浮かんでくる。その結婚観・家族観は、伝統的な価値を肯定する大阪とは違い、現状の自分達にあった新しい考えを是とする傾向が見られる。

結婚したい理由 「寂しいから(27.8%)」 (大阪19.0%、名古屋20.6%)
結婚したくない理由 「一人で暮らすのが好きだから(44.9%)」 (大阪35.1% 名古屋35.0%)
「夫婦の財布は別々にしたい」に賛成(66.7%) (大阪56.5% 名古屋57.5%)

-調査概要-

この資料は、結婚情報サービスを運営する株式会社オーネットが、日本3大都市圏(東京・大阪・名古屋(愛知県))の独身男性計600名を対象に、結婚や家族・家庭、それに伴う経済的な意識などについて調査をおこなったものです。

  • 調査地域:全国3大都市圏(東京都・大阪府・愛知県)
  • 調査対象:25~34歳の独身男性
  • サンプル数 
地域 東京 大阪 愛知 合計
合計 200 200 200 600
  • 調査方法:インターネット調査(クローズ調査)
  • 調査会社:株式会社インフォプラント
  • 調査期間:2005年 8月16日(火) ~ 8月18日(木)
  • 調査主体:O-net(楽天オーネット)