ことぶき科学情報

ことぶき短信
大都市圏(東京・大阪・名古屋《愛知県》)の独身女性 結婚意識調査調査

自立した東京女性、寂しい、結婚したい、でも理想の相手が…
伝統的な家族観を大事にし、堅実な大阪女性
家族という後ろ盾を頼りに、消費意欲旺盛な名古屋女性
経済状況も影響か 独身女性の三都物語

それぞれ歴史的に特色を持つ、東京・大阪・名古屋(愛知県)の3大都市圏。この三都には、バブル経済崩壊後から続く未曾有の平成不況の中で経済的格差が生まれ、そこに暮らす独身者の意識にも違いが出てきているのではないだろうか。特に経済環境の影響を受け易いと推測される、結婚に関する意識にはどのような違いが出てきているのか。

今回調査した三都の中で、不況の波を一番強く受けた大阪。そこに暮らす独身女性たちには、その影響もあってか、他地域よりも「堅実さ」や「安定志向」と、「伝統的な家族観の肯定」が強くうかがわれた。

各地域で差があった数字を挙げてみると
結婚したい理由 「子供など家族が欲しいから(53.2%)」 (東京45.8% 名古屋47.4%)
預貯金の目的 「老後の生活費(33.7%)」 (東京29.4% 名古屋23.3%)
「夫婦の財布は別々にしたい」に反対(46.6%)
「結婚は、自分達夫婦だけでなく、家と家との問題である」に賛成(83.5%)

三都の中では、不況の影響が一番少なかった名古屋(愛知県)。この調査でも、現状の好況感を受けての名古屋女性の「元気さ」、「自由さ」が見て取れる。また三都の中では3世代同居率が唯一10%を越えるということもあり、家族の結びつきの強さと、それを後ろ盾にした経済的余裕もまた特徴的だ。
今最も興味のあることのトップは「趣味(27.2%)」

※他地域も順位は同様だが、シェアの部分で大差 (東京15.5% 大阪18.4%)
預貯金の目的も 「趣味・娯楽(50.0%)」 (東京44.7% 大阪41.9%)
「旅行費用(43.0%)」 (東京24.7% 大阪32.6%)
「いざという時に頼りになるのは自分の実家の家族である」に賛成(86.4%)

東京の調査では、対象の半数が一人暮らしであり、収入も他地区より多かった。そのため、経済的にも家族から独立していて、寂しさを感じながらも独りでがんばっている女性像が浮かんでくる。結婚は当事者である夫婦(自分達)の問題とする傾向がうかがえ、家同士の問題と捉える大阪とは対照的だった。
結婚したい理由 「寂しいから(32.5%)」 (大阪22.8%、名古屋17.9%)
結婚したくない理由 「一人で充分生活できるから(35.0%)」 (大阪16.7% 名古屋8.0%)
「妻の収入が多ければ、夫が家事専任になってもかまわない」に賛成(72.8%)。

-調査概要-

この資料は、結婚情報サービスを運営する株式会社オーネットが、25~39歳の親と同居している独身女性を娘に持つ母親をサンプリングし、計314名を対象に娘の結婚や娘との生活実態、母娘関係・意識について調査をおこなったものです。

  • 調査地域:全国3大都市圏(東京都・大阪府・愛知県)
  • 調査対象者:25~34歳の独身女性
  • サンプル数:310
地域 首都圏 阪神圏 日本海側圏 合計
103 103 103 309
  • 調査方法:インターネット調査会社モニターによるクローズ調査
  • 調査会社:株式会社マクロミル
  • 調査期間:2004年8月19日(木) ~ 8月20日(金)
  • 調査主体: O-net(楽天オーネット)